10月, 2011年
酷い人
2011-10-13
「酷い男の人」
そう思っていた人がいました。
彼のことは最初尊敬の気持ちを強く抱いていました。
私の中の「憧れの人」の中の1人でもありました。
そんな彼からお食事に誘われるようになって私は少し浮き足立っていたのだと思います。
「彼と2人きり」であることが誇らしく思えたんです。
何回か2人で出かけました。
その度に彼の優しさに触れました。そして尊敬から愛に感情は移り変わっていきました。
そして彼と一晩中一緒に居ました。
私は嬉しくてたまりませんでしたが、それは「お付き合いする事」には繋がらず彼とはそれきりになりました。
「好き」
確かにそういったのに。
私は彼の事を酷い人だと憎らしく思うようになっていきました。
その思いが私を前に進めなくさせているとも気が付かずに毎日彼のことを思い出しては腹を立てていたんです。
時間が全てを流してくれるとは思っていません。
解決してくれるとも思っていません。
けれど私の心の中の「憎らしい」という感情は確実に薄くなっていくのは感じていました。
そして結果たどり着いた先は「どうでも良いや」というものでした。
そこに囚われずに、前に進んで行こうと思ったからでしょう。
今「恨んでいませんか?」と聞かれればやはり
「好きって言葉を簡単に使って、私の気持ちを利用して・・・憎たらしい」
と思いますが
「そんな事もありました」といえる自分がいます。