恨まれている

2012-01-01

私は彼に恨まれていると思っていました。

当時、私は彼の事を「都合のいい男」と受けて取られても仕方のない位の扱いをしていたような気がします。

私が何かをして欲しいときだけ呼んで、独りでいたい時には徹底して彼のことを避けていました。
彼は常に私に「ごめん」と言い続けていました。

そんな自分も嫌になった時、先ずは彼から離れよう・縁を断ち切ろうと思いました。
そして数年たち、まさかの場所でまさかの再会をしたんです。

私が新しく始めてみようと思った趣味の場所に彼がいたんです。
彼は私に近づきニコニコと「久しぶり」と声を掛けてきました。

「恨まれているだろうな・・・きっと仕返しされるんだろうな」
そう覚悟しました。
そう思ったことで彼の発言が全て「嫌味」のようにも感じられるようになっていました(苦笑)

「本当に申し訳ないと思ってるから」
そういうと彼は不思議顔。
どうやら、「恨まれている」と思っていたのは私の勝手な妄想だったようで彼は何1つ恨んでいないといってくれました。
「ただ、俺も俺のことをちゃんと話せばよかったなって思いはあるけど」と笑いました。

何はともあれ恨まれていなかったという安堵感から私は彼と再び仲良くするようになりました。
そして今度は「都合よく」なんて扱いはしませんでした。
お互いに初めて向かい合った関係になれたような気がします。

その時初めて彼と「お付き合いしたい」と強く思いました。

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